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sent38-01409230005/身近なテロ3 ......

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3.子宮頚癌ワクチンとイスラム国
 以上のように、免疫という生物の自己防御システムは大変素晴らしいものですが、多くのシステムの常で、毒にも薬にもなる、両価的なシステムです。良い面を免疫といい悪い?面をことさらアレルギーとか言う分けですが、わたしのように、ワクチン推進派でも、その両価性を無視して、なにも知らない人に、「例えば、あなたは、麻疹のワクチンをしましたか? していないのであれば、MRワクチンをうけてください」という事の恐ろしさ、というか無責任を知っているつもりではあります。それこそ、ISIS(イスラム国なんてよばれています)並の恐ろしさだと思うのですよ。いうのも恥ずかしいですが、あえて言わせてもらえば、科学者を自認するなら、「はっきりしないものには、懐疑的」であるべきだと思います。 
 敵国アメリカにすんでいるから、敵(あんた)の見せしめに殺す、というあの人たちの原理は、文明国にすんでいるから、その証拠にワクチンをうつ(あるいはうっている)というのと、同じ論理です。つまり、ISISは結果的に、アメリカを形成する一人ひとりアメリカ人の殲滅をねらっているように思えるが、こいつぁ、「文明国の人間なら、100%ワクチンをうってもらってるよね」、と言うのとどこかトーンが同じに思えるのです。私には、なにか、人の生きる、あるいは、守るというささやかな権利を上から目線で、まるで神様のように、断じられているような感じです。つまり、このランドスケープ(水平面)では、アメリカ(もちろんISISからの目線で)イコールISISなわけですよ。
?分からないって?、つまりぃ、わかりやすく言えば、アメリカ国=ワクチンだと仮定しましょう。すると、三段論法では、ISISはワクチンなわけで、これは、いうに恐ろしい、大変なことだと思っているわけです。そりゃ間違ってるって? そのほうがよいですよ。
 ところで、この話のついでに、 "処方リスト”をのぞいていたら、子宮頸癌ワクチンについての情報がありました。ガーダシルというワクチンの事です。英語なので、間違っているかもしれません、うそだと思う方は、グーグル翻訳してみてください。人種別の安全性について、ふれている部分なのですが、そのあとのその詳述とあわせると、これも何だか、背筋がさむくなりました。つまり。。
 計7回、2ー6ヶ月感覚のトライアルでのガーダシル群、 アジュバントコントロール群、生食群総数約18000人で、人種をみると、安全と思われた(safety population)割合は女性で(そのあと、男性のもありますが、似たり寄ったりに見えます)、白人62.3% ;ヒスパニック 17.6% ; 6.8% アジア人; 6.7% ;その他 6.4% 黒人; 0.3% アメリカインディアンとありました。
ちょっと一言の 「戦争と遺伝子」(0907)にも書いたように、ある免疫寛容の対立遺伝子(ヒトとかの遺伝子は父さんと母さんからのペアだから、同じ働きをする遺伝子の群で同じ筈の遺伝子ペア)を見れば、白人と黒人の遺伝子の違いなんて、チンパンジーと人間ほどにも違わないわけなのに、今の遺伝学からは、単に地勢的な分け方ともおもえてしまう人種の違いから見れば、逆にこの差は一体なんだろうと思うわけです。
 この記述のあとの詳述に、上の3群でのパーセントがいちいち上げてある内容をチラ見すれば、その副作用たるや、そのほとんどは「痛み」なようで、言い換えると、白人以外は、「いたい」と言う、という、というのが副作用?ということだ、という具合に見えるのは私のひねくれでしょうか。
 それに、副作用の内訳をよくみると、筋痛や、頭痛などはあるが、あくまでも「薬剤のアレルギー反応」としての側面をあげた症状の記述のようで、医学的に、麻疹ウイルスのSSPE(亜急性硬化性全脳炎), PML(進行性多巣性白質脳症) ,各種プリオン病など、スローウイルス関連(それともCD46抗原(免疫補体表面抗原)関連かな?)と副作用の関連やら副作用が重篤な子どもたちの神経免疫的な解明が必須だろうと思うのですがいかがなものでしょうか。
 まぁ、以上は、デングさんも生き物だしぃ、的な観点で書いていて、これは、これで、新型インフルが流行ったときも触れたことではあります。 (「アジアから新インフル2」) (つづく)