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  •  初夢?Mr.PEKE師の野望の巻part1

  • →おめでとう! と言ってはみても、何故か心があったまらぬ、と新年を読んでみた。 日本人の心というのは、実は特別で、世間様がどうあれ、とりあえずは、新年おめでとう、と言ってのける不敵さがあったものだ。それがどうだ、この何年か世界の荒波にしっかと組み込まれて、いつのまにかグローバルな孤独に慣れてしまったようだ。グローバルな孤独とは、いつどこからか殴られてもいいように親兄弟にも心を開かず、身構えるのが当り前になった自分に気がつくような、そんな孤独だ。実際、日本の若ものの間でこの類の殺人ゲームが流行っているし。
    イラクやアフガニスタンでは、毎日人が、爆弾や戦闘で死に、そのとなりのイランで大地震で、すでに4万という大勢が命を落している。そんな中での正月である。いかな「チョー"自分だけは"」主義の日本人でもグローバル孤独の餌食になろうというものだ。だからといって近隣諸国があれだけ忌み嫌う靖国参拝を今の時点で、しかも元旦にやってしまう首相の神経には、一匹狼でやってきた自分にはまったく理解できない。組織人間ってそういうものなのかなあ。一匹狼はああいうやりかたで人の神経をさかなでしていたいたら、とっても生きていけないと思いますがいかがでしょう。
    関西大地震の時、私は、もしかしてだれかが仕組んだ、と思った。岩盤層の弱いすき間に、計算し尽した爆発力の原爆をしかければできそうだからだ。むしろ問題はそれが事実なら誰が行為者かと言うことだった。トルコの大地震の時はそうは思わなかった。それが今度はふたたびそう思った。なぜだろう。時系列は逆だけど、リビアが核査察を受け入れ、北朝鮮が軟化したからか。だとしたら行為者はだれだろうか。
    イラクがああなって、血で血をあらう泥沼になっても、憲法の前文を無理矢理屁理屈で引用しながら(本人はそう思ってないと思うけど)、自衛隊という軍隊を敵国に送り込む我が首相。間接選挙の付託を受けて、つまり国民が彼を選んだんだという理窟をたてに、さてその後は、国民のためならという自己申告さえすれば、何をしても良いと思っている首相の独断?いや独裁?で戦争の当事者になった日本。前の大戦では、亜米利加に兵糧攻めにされて国民も苦しいおもいをして、やむなくやってやらされた感もなきにしもあらじ、だったけど、こんどはそのアメリカから頼まれたわけだから、なんとも不思議な事だ。半世紀をすぎてもまだ、大戦の時の被害をわすれることなく謝罪を要求する隣国の人びと。反対に、原爆まで落とされ、けちょんけちょんにやっつけられた上、敵だった国の軍隊の占領が続いているのを忘れたかの様に、その敵だった国に兄弟一緒にやろうぜ、ておだてられて軍隊を送って仕舞うわれわれって一体なにもの?そんなにつくしているのに、なんとその敵だった国の真珠湾にはいまだもって日本の過ちが記載され語られつづけており、スミソニアン博物館では、最近になって結局原爆落とした爆撃機エノラゲイが、30万におよぶ日本の民間人を殺戮し、いまだ被曝者の子孫にその後遺症が残り続けていると言う、正しい歴史認識の記述もなく展示されてるってぇじゃネエカ! 国家アメリカは、オレたちに原爆落としたんだぞ!そういうところが欠けている特殊な日本人は、国家の利益のためなら相手との過去などまったく関係なく握手できる特殊な国家アメリカと同様、中国や朝鮮半島、さらには中東の人達の人びとの苦しみがわかるはずもない。まったく、どうしても自衛隊を軍隊として派兵するなら、スミソニアンに原爆おとしてごめんなさい、と書かせるぐらいの取り引きしろよ!
    それにしても、あのニュウーヨークの貿易ビル事件と同じくらい驚いたことにあのリビアのカダフィがアメリカに従えと、マスコミを通じて北朝鮮にメッセージを送る。こ、このような事がまことしやかに起こってしまう現代。確かに、そんならなんでも有りだ。あの地震の前に、イランがアメリカの支持を表明したことも。そんな時系列の中で、あの地震をとらえたら、そこにある作意を感じたとしても無理からぬことだと思いませんか。こいつは何かある。だから、我が浅薄な首相が勝ちを信じて、手を血で染る決意をしたと。北朝鮮か?それともそれらゲリラよりもっと物騒な敵?いずれにしても、なにかが我々国民には隠されている。そうおもう今日此頃です。
    そして物騒な初夢と行こうか。007じゃないけど、いまやハイテク原爆で世界征服をたくらむ犯罪組織があり、その支配者がミスターペケ(Mr.PEKE)だ。PEKE師は、アラブ人も中国人も大嫌い。いや、人種というより世界の大多数を占る有象無象の人々が大嫌い。じゃあ白人?いや違う。そういう問題でもない。しいて言うなら、きっと日系人だなあ。だってサースは日本人に感染シナイ(と私は本気で思っている。だからきっと日本にすんでいる。そして日本では事故型テロで、花火工場や造船所を破壊する。ためしに直下地震型原爆も関西で試してみたがうまくいった。だから日系人ではあっても日本人じゃない。その日系系外人のPEKE師は、疑似宗教戦争をたくらむ訳だ。アメリカをけしかけてアラブの敵にしといて、こんどはその原爆でイラン人を数万ころした。もともと回教徒が嫌いなアメリカは、劣化ウラン彈で中東を継代的に汚染する。でもいまを生きるアラブの穏健は人達はそんな異教徒アメリカをやはりMr.PEKEに対抗する唯一の力と信じて、アメリカに本気で対抗しようとする北朝鮮をなだめるわけだ。そりゃあ、もしもだよ、北朝鮮がアメリカに原爆を落したらだれがMr.PEKEをやっつける?というわけ。どうこの初夢?
    けれど、後で考えると本当に思えて来てしまうから不思議だよ。日本でテロが起ったら、自衛隊はあっちで何をすることになるのか、とか、ロシア、ユーラシアや旧大陸は、これからどういう役割をするのかがイマイチ不明ではあるけど、この初夢は悪くない。そう、Mr.PEKE師の真の目的は人口の調節にあるんだと思う。それを自分のエントロピーを出来るだけ落さず実行するには、敵共を自滅の方向にもっていく。いらない人口をバーチャルに2つにわけて、互い同志自滅をさそえばよい。その戦術として選ばれたのが擬似的宗教戦争だろう。これは継代的に2つの集団を争そわせるのにもっとも最適な手段だ。なぜなら神のために争う純粋な人々は決して手をゆるめることなく、子供さえ手にかけることが歴史で何度も実証されているから。だからこそ、いま我々にのこされるMr.PEKEを抹殺する唯一の手段は、武器をすて、宗教や人種をこえた真の連携しかない。この荒唐無稽な初夢が正夢であろうとなかろうと、それをのりこえる手段は唯一無二である。(04.1.2)

  •  さらに続くよ。Mr.PEKE師の野望の巻part2

  • → 皆さん、お久しぶりです。しばらく無言しちゃって、ごめんなさい。この冬はインフルエンザも少なく、本業が忙しかったわけじゃないんだけど、去年の3月から、ほんと、寝る間も惜しんでコンピュータ三昧の日々。そんななかで、医療ミスまでありました。こんなに一つのことに集中したこともなく、自分が間違いを起こすなんて、思ったこともなく、人生を折り返して、本当にキチンと総括しなきゃならない一年でした。今は、なんかツキモノが落ちた感じで、好きな町医者稼業を患者さんたちとまた間違いなくやっていきたいと思っています。それで、今年にはいってのヒマを最後の授業、見たいに、コンピュータにはまっていたわけでして。決して忘れていたわけではありません。
     うーん、さてさて、目を外に向けてみれば、、どうだろうね。いま我々は大変危険な状況のなかにいる。経済も戦争特需に近く、以前に提示した「日本の実力」の株の約65%の10700円近くまで回復はしたものの、円は105円周囲にあって、とても120円までの安値に寄らない。まあ、平和下での正常な経済の回復には思えないわけで不安が大きい。庶民感情としては、こっちの方がせっぱつまっちゃうけど、それよりもやはり、いまは、遠い国の近い戦争が一番の問題であり続けている。
    国家アメリカに猿顏の人物が大統領になって、あの世界貿易センターの爆破の時は、同情もあってしかたないかな、という感情的理解があった。しかし、その後の2年間に、一体どれだけの人間が戦闘で失なわれたろうか。その責任の一部でも考えている人の言動とは思われないことをこの人もうちの首相もする。この人たちにとって戦争とはなんだろう。テロとの戦い?クシの歯が抜けるように自分とこの若者も、イラクやパレスチナの子どもたちも無に帰してゆく。つまり死んでゆく。アメリカの若者も600人が、「戦争終結宣言」の後に死んだそうだよ。しかしこれが、本当に「戦争」なんだろうか。彼等は自分の国を守るために死ぬという誇りを持って三途の川を渡ったのだろうか。誰が好きこのんで鉛の弾を敵にぶち込んだり、ダイナマイトを巻き付けて自爆したりするだろうか、我が身や家族を傷つけたいだろうか。家族をまもり、自分を守るためにやむなく戦争に行く訳だ。不安に泣きながら。結局諸悪の根源は戦争始めるバカだと思う。それにこれは、どう考えても私利私欲であるように見えるし。なあに、国家のためなんていうが。わたしは、仏や、キリストやモハメドが、戦争を手段として力で他を圧倒するなんて、そんな野蛮なことを自らが愛する人々にさせるなんてことを絶対に信じないタチだ。
     日本でも尖閣諸島の問題、靖国問題、慰安婦問題、北方四島の問題、お隣ロシアでのチェチェンの問題、台湾と中国、などなど、一発触発の問題はいくらでもある。そのどれもが、なんかのキッカケで大げんかになるだろう。つまり戦争が起る。人を戦争へとかりたてるもの。こんどの問題がややこしいのは、自分の神と他神の峻別だろう。勇気?をもって相手に対峙しないと、神に不信心だといわれてしまうからだろうか。神への忠誠心は、人の心の機能でももっとも純粋に近いものだろう。一つの神と違う神。けんかが長引き、死人がでればでるだけ、結局2局化し元に戻れなくなる。だって、じゃあ、やーめた、なんていう不信心な人間を神が許すはずがないじゃないか。しかももっと問題なのは、「善と悪」的な単純思考につけこむテロだよ。テロする側は「聖戦」と表現して人心を惑わそうとするけど、それを彼の神が許すとは思えないから、これは私は、テロという手足をもつデモンがなせる理不尽だなあと思っている。
     そのデモンの乗り移った人物をこの前はMr.PEKE師と呼んだわけだが、いま、そのPEKE師が利用しているのが「選挙」だよね。選挙というものは恐ろしい。間接選挙の我々日本人にはよく分からない直接選挙。テロがきっかけでのスペインでのどんでん返し。台湾での総裁選、一番恐ろしかったのは、イスラエルの首相である。なんとハマスの創始者を殺してしまった。きっと、パレスチナに対する態度を弱腰と非難されてのことだろうが、これからの事態を予想すると、心底身がすくむおもいだ。
     トドのつまりは、私利私欲のPEKE師のような所謂「独裁者」とよばれるヒトが「戦争」を始メルんだと思う。自分は指揮官で家にいながら、他人の命を使って自分の子どもや財産を敵から守る。そのために、よその子がかわりに死んでゆくわけだ。いま、21世紀の初頭には、先進国と呼ばれる国々では、一国に一人の独裁者がいて、その取り巻きの官僚たちがいる。Mr.PEKEの子分たちだ。彼等は、自国の人々に正直に話したり、思いやったりできない。しまいには、敬語すらうまく使えない。税金は全部かれらの私財。そう言えば、身近な例を挙げよう。このまえも、いきなり若い市役所の役人が、まったくそれまでの経緯を知らずにいきなり、電話口に出てきて「おたくはワクチンを7本もすててゼーキンの無駄使いじゃないか。とうちの職員に言ったらしい。そんなもん、捨てるわけないでしょう。温和なうちの看護婦も怒った起った。私がナダメ役なんだからビックりだよ。皆さんは、その経緯を知らなくても、まず電話で、いきなり相手が、事情もしらないで文句を言う、という自由が許されている人間がいる、ということを知るでしょう。そのことが呆気にとられる。そういう奴らが、独裁者の家来だから救われないよね。「正義」を信じてそんなことをその若者がいったとしたら、それこそが恐い。独善、それとも独裁? とにかく、その恐ろしさ。
    それに宗教がからんだ恐さ。全てに、思考力と生活力のせめぎ合いが感じられない。自分の信じる仮想の空間に住んでいらっしゃる。漁師が漁船で帰ってきた時の魚くささ、潮くささ、汗と喜び。不漁の時の苦い顔。ついには胃カイヨウになっちゃう。だって、子どももいる。学費もかかる。マイナス10度のなかで、白い息を吐きながら、車に赤い警告灯を振る保安員の兄さんやおばさん。生活がのしかかっている毎日。365日に渡る生活に対する不安。電話口だろうと、銃後だろうとそこには必ず自分と違う人間が、その生活を背負って立っている。瞬間湯沸かし器といわれる私でもそんなことはしない。けんかには双方の相手への憎しみだけじゃなく、相手を殺すための「理」が必要だろう。空しく殺しているとしたら、単に身を守るために相手を殺しているとしたら本当に悲劇だ。アメリカの猿顔もイギリスのチンパンジーも日本のジャーゴンもスペインの色男も、こういった、つまり人命を賭すことに対する理がない。かれらの思考能力も洞察力も、かの若い役人と同じレベルだ。生活には、人の汗と涙があるわけでしょう。それよりも汗や涙より、重い「命」があるわけでしょう。
    「命」のない、死体、ムクロ、骸になった若者、それにとりついて、理不尽な息子の死に、愛する神をものろう母親。そういう人たちを前に、嘘にぬりかためられた大義をふりかざして戦いを始め、いまごろになって大量破壊兵器のお話は、もしかしたら間違いかも、とか、いやあ、そんなものなくても、あいつが悪い、みたいに言えちゃうんだから、スゴイ、と思う。死んでいった兵士たちは浮かばれない。日本でも、もしテロがあれば、我々の同胞もそうだし、スペインで被害にあった人々もそうだ。つまり「犬死に」だと思うんだよ。今全世界の生活する我々にとって必要なのは、我々の「独裁者」に我々の「生活」の実際と機微をよーく分からせるオシオキをすることかもしれない。もっと若者が死ぬ前に、とか真剣に思う今日この頃である。(04.4.4)

  •  ハマッタハマッタりにゅくすハマッタ!の巻

  • →最近はこの「ちょっと一言」の進行、なんかとても遅い!と思われる読者の方も多いでしょうね。「へん、なんだかんだ言いたい事いっちゃって、そろそろ疲れたのー、」とか。そこで、弁解を少々。どっかにも書いたけど、ほんとunix系OSにハマっちゃったのよ。もともと「知的生産の技術」を高校の時よんでから、手書きのカードシステムにハマったところから始まった「情報メモ」が、時代とともに、パソコン通信やら、チャットやらになって、いまはホームページ、メールなんかのインターネットにどーんどん進化してきた訳で。ついてくのも大変だよねえ。ところが、去年、長年暖めてきたネットを使った、「情報メモ」の開発を始めたんです。その結果、自分でもびっくりするぐらいはまったハマった!
    昨年3月ぐらいからリにゅくす(Linux)、ビーエスディ(FreeBSDやnetBSD)と。大学時代のフォートラン、次にPC1500というシャープハンドヘルドから次の16ビットパソコンでベーシックなんかでソフト作ったりしていたが、そのあとは長い間ハイーパーカード一本だったから、C言語やユニックス系は本当に大変でした。え?ハイパーカードって、って?これね、初代マックに附属のアイデア支援ソフトで。見栄えは今一つだけど、basicの基本がわかっているくらいの人ならどんどん自分のソフト作れちゃうインタプリタの優れもの。今では機能も進化してて、カラーも扱えるし、ネットも。うちの処方箋打ち出しソフトもこれでいけてます。(ただし、OS9まででしか使えません)それがですよ、アパッシェ(本当はアパッチだろうけど、なんか、米軍の悪者ヘリ思い出すからアパッシェ。)これは、知る人ぞ知るホームページ閲覧んソフトつまりネットスケープなんかの御利用ソフトを走らせるワクソフトの一つですが、これを利用しながらいろんなOSで扱える簡単データベースを作るためにC言語に手をだしたからいけない。毎日2時就寝を一年してしまいました。全くよく持ちました。
     その間、読んだ本100は下らないのに、医学の本たった2冊くらい。初めての医療ミスもいろんな間違いも、失神?して左目もしこたま打ったことも。しばらく、吐き気暗点がチラチラする日々が3ケ月も続きましたっけ。みーんな寝不足がたたっていたかも知れません。皆さんごめんなさい。そういえば、なんとなく去年より患者さんが減ったのもそうかも知れないねえ。あらぬ方をむいて、目にクマ作って「はい、どうしましたあ」って言われてもねえ。けど、これだけ一つ??のことに集中したのは、ホント50ウン年生きてきて初めてかも。この集中力を本業で、しかももっと若い時期で出来きてたら、マジ人間ノーベル賞も夢じゃないなあと思えるくらいハマりまくったのでした。
    ところが、そのあいだに患者サンだけじゃなく、我愛犬マリもせっかく心停止や頭蓋骨骨折から起死回生したのに、日に10分のお散歩を除いて、診療中ずっと一人(一犬?)でお留守番し、パパが帰ってきてもただパソコンカチャカチャやってられたんじゃ悲しかったろうなと、短い犬生なのにと呪っているかも。そういえば、最近ねてばかりです。
    と、いろいろ反省する余裕も少しできて、これじゃイカン、と決心してみるのですが、するとなんと、キーボードカチャカチャをがまんすると胃が痛くなるんですよね。潰瘍の薬を飲んでます。マッコト本当に困ったものです。
     こまったといえば、イラクも全然変わりなくひどいもんですし。そこにはただ野獣のように蠕く憎悪の魂がさまよっているようで。ひどいもんですよね。いまどきは、年金なんて問題も。はっきりいいますが、それが大切なのは国庫収支。番人は官僚。大臣は政治家。自衛隊はイラクに遊びにいったわけじゃなかろうに、北朝鮮では国がひっくり返りそうなのに、日本のそれらの担当大臣は年金未払で辞職している。ホンマモンの暴走族は追いかけないで仕事で忙しい10点20点の真面目会社員をとりしまるネズミトリと同じ。官僚の仕返ししかないでしょう。いわゆる、「官僚の発想」ってニオイがプンプンじゃないですクワ?これは。北朝鮮に国交を開くためにいく予定の大臣がなんで年金未払いでやめなきゃいかんのですクワ?そんなとき、冷たく眼鏡を親指と人差し指でツマんで、「それはそれ、これはこれです」って冷たく言い放ちそうなのって、役人だよねえ。本当につまらない国になりました。税金もほんとに忘れた場合でも、ウソついて脱税した場合でもとにかく追加(利子?)をとられるなんて。。。。それと同じ理屈かいな。
    それに、あの拉致被害の報道はなんなんでしょう。細かいところまで入り込んで。プライバシイはどこに吹き飛んだのか。ご家族の人たちにも、、、さすがに批判してはいけない不文律を私も感じますけど、でも「ちょっと一言」言わしてもらえば、相手が相手なんで、ここまでくれば、ウチの首相はよくやったというのが正しい。にもかかわらず、この方、本当にわかってやってると思えないのもホント。子供たちが帰んなかったご家族の怒りもあたりまえ。ついでに言えば、イラクで捕まった人たちに「自己責任」を言うのは日本では当たり前。だからといって、イラクに残した子供たちをほっといていいってことにならないのもアタリマエ。自衛隊にいまどきの迫撃ランチャーの砲弾が当たらないはずがないのも当たり前。それがきっと報道規制されているのもアタリマエ? ねえねえ、いったい、どこまでが本当で、どこまでが操作された情報なのか。本当に、「知的生産の技術」つまり「優しさと思いやり」がこの国で確立することがあるんでしょうか。国民一人一人が望む事、それは「うそいつわりのないホントを知る」ということじゃないでしょうか。ねえ皆さん。(04.5.27)
     

  •  仮想人格異常(virtual personal disorder)とあまの川の関係の巻

  • 最近は、このところ一番の出来事はなんだろう、と考えると、それはそれは沢山ありすぎて困ってしまうのは私だけではないだろうね。とにかく、フツーでないことの山だ。それでも一番ショックだったのは、て問い直されれば、小学生が小学生を殺した事件だと答える読者の方も多いはず。報じられた被害者の家庭の環境を考えると、ただただ、お父さんは悲しすぎる。お悔やみすらも言えない程だ。
    いったい、加害者のこどもは一体正常なのか異常なのか、フツーと違うのか。その前に退治しとこう。え?なにをって。うーん、こういう場合いつも引合にだされるのが、「社会が悪い」論だ。これこれ。これを退治しとこう。
    どんな社会や制度の上でも、ひとびとが社会に生きる上での「悪い社会」はあり得ても、「社会が悪い」人ゴロシはありえない、という事。例外は戦時下だ。戦時下には、人殺しがあたりまえなので、人ゴロシが悪いわけがない。だから、イラクで国家アメリカがやってることは、事実人ゴロシではあっても、フツーの人ゴロシとは違うと言うわけだ。あれは戦争だ。だから、逆手にとってイラク人がアメリカ人の首をはねても良いわけである。だって戦争なんだもの。で、一方フツーの国では、テレビで、命乞いをする人が首をはねられるなんてのは、ヤクザやマフィアとかがする事で、フツーの人間のすることではない、はずだよね。と言うことで、我々が、実際に首をはねられた人の映像を茶の間でご飯食べながら見るのは、平和な国だからだと思う。ノンフィクションのドラマ、つまり人事なんである。なあんて事を考えるとだ、このケースで加害者が友人を殺したのは、平和な日本では、フツーの「殺人」という行為である、という事にならないだろうか。
    じゃあ、なんだろう。後にも言うけど、そう、もう古い話になるが、「ちょっと一言の」8頁に書いた、「孤独病」とかでもありませんね。(注) そう言えば、もうシャバに出て来たよね、あのサカキバラシュト君のような精神の異常でもないでしょうね。つまり、加害者は正常な人間であり、金銭、嫉妬、悪意、正当防衛など、フツーの「動機」とか言われる、ちゃんとした意志を持って、友人を殺害した、と言うことですから、次は、加害者の人物像に迫る訳ですよね。これも後に述べるます。ただねえ、取り上げ方が。。。これほど、つまりガクゼンとするほどのニュースになるには、日本人独特のくくりかたにありますよね。良くある言い方、あの子は「ショーガクセイ、とかチュウガクセイ」とか、の言い方と、こちら側のとり方、の問題もあるんですよね。なんて言うか、。まったくあの日本独特の考え方は、本質を見逃す。本人の属性を無責任に発言してあたかもそれが核心!なんて報じ方、問題だと私は思うよ。
    さて聞けば、加害者の子どもの弁護士さんは、精神鑑定を依頼したとか。いったい、12歳の精神鑑定とか本気でするんだろうか。そして、そのセンセー達(注:鑑定は一人で一人でしませんです)は、ホントに判断できるんだろうかと、同じカンテー医として心底思いますですよ。私ならもちろん断ります。鑑定とは、それを受ける人の人権や人格を保護する、という憲法9条そのものみたいな法律に基づいて、資格をもつものが、鑑定される人が、社会からみて、常軌を逸していて、保護を必要とするかどうかを判断するものだと思います。決して、精神病かどうか、やましてや正常か異常かを判断し、罪に定めるかどうか判定する、ある意味「神様」をする訳ではない。ましてや、法的に一人の社会人と見なされない、「発展途上の人格」の妥当性の判断を出来る医者が、この世界にいるとは思えません。理由は簡単。その加害者の子が、人格に異常があるかどうか別にしても、何年かあとに、まったく、正常に物事が判断できる人間になっている可能性があるからに他ならないからです。それが判断できるのは、まさに神だけでありましょう。蛇足だけど、この論点から言えば、イラク戦争がことさらに、「ブッシュの戦争」といわれるのはこのあたりにあるんでしょうね。つまり、あれは戦争ではない、人ゴロシだと言うことです。
    さて、現在のメリケン式DSM分類(精神科で扱う疾患の国際分類。アメリカ精神科学会作成)への疑問は以前このコラムにも書きましたが、ここでは、その加害者が、正常ではなかったらという仮定で話をすすめててみましょうか。(この仮定のナンセンスさは、すぐ前に書きましたけどね。つまり、自己矛盾ってヤツですが御容赦を!)
    で、そしたらどういうことになるか、だけど。。。 うーん、この子は、まだ人格において発展途上であって、まだ、社会的に一人前でないですよね。だから。。いまいった自己矛盾の仮説ですから、異常であると判断できないので、仕方なく、かりに16歳であるとしましょう。え?なぜ20歳でないかって?じゃあ、お聞きしますが、20才ってなに?いまやそんなもんは、免許がとれて、酒がのめるという意味でしかありませんよ。今の成人、つまり、社会的に一人前に、ものごとの責任をとらサレル妥当な年齢の平均値は16才ですよ。ちなみに私の16才のころの「おとな」てのは20才でしたけどねえ。けど、20才と16才の違いと、16才と12才のそれでは意味が違います。そこが大変問題なんですよ、と思います。
    仮の事実:加害者16才の女性A子は、ヒボウチュウショウとを重大に受け止め、その行為に対する怨みからその友人を刺殺した。
    そう、こう仮定すると、皆さん、ある事に気がつくでしょう。「ネット社会の功罪」、とかなんとか持ち出すのは止めましょう。それは関係ありません。「ネット上で友人に」というクダリを読み飛ばせばすぐに直感することです。ただし、それとは別にですが、ネットは、善悪の判断が未熟な年頃の人達も参加存在することを考えれば、先進各国のように、参加条件のアミかけは、絶対に必要です!という意見は述べときます。述べときますけども、彼女が小学生で、ネット社会の中で自分を見失って、アニメのように友人を刺し殺し、いまはゴメンといっている、見たいな幼稚な考え方は捨てるべきだと思うよ、とも述べときますです。
    また、話が飛びました。ええと、そうそう。で、16才のA子は、正常かそうでないかでした。また、彼女は「孤独病」でしょうかという質問には、違うと答えました。たとえ16才にしても、まだ社会の中で、いろんな出来事から自己防衛をするなかで、獲得していった、あるいは、斑(まだら)に残って言ったとも言える、一部の人格の未熟さを問うのには、世にでて16年では早すぎます。と言うのは、このケースでは、反社会的な人格形成をみる前の犯罪ですから、彼女の場合は、正常か、あるいは異常かの悉無律(オールオアナッシング)での判断分岐ということになる可能性が高いと言うことだろうと思います。
    つまり、社会的見地から(鑑定するがわから、の意味だけど)、上記の仮の事実への理解については、二通り、 仮事実への理解その1) 加害者は16才の普通の女性であり、ネット上で親しい被害者から受けたヒボウチュウショウに対する怨みからその友人を刺殺した。ただし、犯行に際しては、多分に懲罰的であり、現実に死ぬとは思ってなかった。
    仮事実への理解その2) 加害者は16才の人格に異常を認める女性であり、ネット上で親しい被害者から受けたヒボウチュウショウに対する怨みからその友人を刺殺した。ただし、犯行に際しては、多分に懲罰的であり、現実に死ぬとは思ってなかった、の二通りということになる。
    どっちだろう。2)である場合は、すでに言ったみたいに、「内因」というわれるもの、即ち「精神異常」であるなんて可能性があるだろうか。これは、簡単にNO。理由はYESとする、医学的判断根拠がない。なに、遺伝子解析したらって?統合性失調の遺伝多型が見付かったとして、それがどうした、って。例えば、12才の統合性失調症というたぐいの判断をつけられる医者はいない。(いらっしゃったらゴメンなさい)12才の躁鬱病、なんだよ、それ? もちろん、その子が量的に脳にダメージを受ける周産期の異常でもない限りにおいてはだけど。
    となると、エーイ!いまいましい、例のDSM分類で、今はやりのパニック何たら、を中心に、パーソナリティーの異常というところを中心に議論することになるんだろうが、それがそもそも問題だ。つまり、彼女を16才と仮定した場合は、理解その2)では人格、性格の異常がある可能性を問うている訳ですからして。いったい、12才の人格異常なんて!! そういう事、考える方がフツーとは思えない。理論上あり得ても定義できない、と言う意味で、本日のタイトル、すなわち仮想人格異常virtual personal disorderの登場なわけであります。もう一回、なんだそれ?と思いますね。われながら頭が割れそうです、なんて洒落にもならない。 さて結論。私は、この事件の場合、加害者に対する色んな調査や人格成長上での遍歴の調査の結果がよーくわかったとしても、そして、敢えて言わせてもらえば、例えその膨大なファイルの中に、確かに異常性や加害に至った精神的背景が発見できたしとしても、ですが、
    仮事実への結論:加害者は12才の普通の女児であり、親しく思っていた被害者の女児から受けた、思いがけない程のヒボウチュウショウに対する恐怖と怨みから、その友人を殺したいと思うようになり、呼び出した上、刺殺した。ただし、刺す行為自体は、多分に懲罰的であり、ホントに死ぬとは思ってなかったと思量される。従って、保護観察が相当と思われる。
    そして、この結論が、あれほどの状況におかれているお父さんにとって、あなたの人生の上で得心の行くような、やがては克服可能な、「過ぎ去る事」になるとは、到底思えないのです。被害者のおやと子、加害者の親と子。そういった「親子の関係」が本当に正常であるように、周りの人々が何か出来ることがあれば、このような犯罪?を食い止める手立ても見付かる気がします。そしてこのことは、イラクやパレスチナに住むフツーの人々の不幸にも言えることだと思います。どなたにも、こころからお悔やみもうしあげます。あなたがたが、せめて一日だけ、天空の川を越え、生と死の狭間行き来する舟に乗る自由を神がお与えになりますように。(04.7.7)

     



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