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sentence2801/犬と平和-10月 ......

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sentence2801@昨日テレビのポチタマで、1歳になったばかりで骨肉腫となり、余命3ヶ月と宣告されたワンチャンとその家族の話をみた。私はこの手の話は、まるっきりだめで、みまいと頑張ったが結局テレビの前に座って涙を流す羽目に。強い痛みのためほとんど眠れないワンチャンが、いつも出てくる外人霊媒師の一触わりでコトンと眠る。やらせにしてもなんとも哀れだ。
ウチのてんかん持ちの11歳も、誕生日にあげたステーキを消化するのに3日もかかり、体力を消耗して肺水腫をひどくした。なんとなくこの数年は、出来る限り一緒のカウチに座って仕事をするようにしている。といっても唯一緒に座ってこちらはパソコンと格闘し、あちらは眠っているだけだけど。
思えばうちの11歳にとってみれば、ただただお留守番の人生だったはずだ。最近は、名前を呼んでも来ないし、近づかないと私だとわからない。それでも寝るときは一緒だ。わからなくなってボケちゃったかと思えば、そうではないらしい。普段、目が醒めて顔を近づけたりすると、ウウとか短くうなって、そっぽ向いたりする癖に、こっちが風邪をひいて具合が悪いとか,喘息が出て明け方咳込んでいるときは,まぢかで思わず咳をぶっかけても、全然動かないでくっついている。かなり咳込んでも動かない。自分が調子悪い時も、ぺっ足りくっついて、ジーと見ながらペロペロしたりしているし、あちらも年をとると自分の判断で行動しているだけのようだ。合わせて行動する余裕などないが、家族を忘れることはないのだろう。
それにしても24時間と言う時間は同じく共有するのに、あちらはその2年でヒトの年に換算すると9歳も年をとる。娘として接してきたが、もう人間では齢63歳である。しかも頭の病気で加齢が何年か早いとサンコウ先生はいう。自然に泣けてくる。どんなことがあってもおまえは本当のパートナーだよ!と心で叫ぶ自分がある。こちらが、うううとか泣いているのに、あちらの11歳はただただ寝ている。。。また、何処かのくにで自爆があって、何人も犬死したらしい。平和ってなんだろう。(051028)