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sent40-01602251025/ハル子の一番長い日の巻2……

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だから、小保方さん、最後には、チマチマ「いまさらながらの幹細胞」ぐらいにこだわらず、細胞の"Haru リモデリング(HAzard Requiring Ultra-multipotent cells Remodelling Phenomenonってなぐらい)”、でっかくやってほしいが、どうなんだろう。エ?どういう意味かって? 何て言うか、危険がせまったら、変身して、皆んなで変身、ホイ俺たち細胞! みたいなことだろうか。バカの一つ覚えみたいに、コンピュータが固まった時みたいに、とにかくresetしちゃう「いまさらながらの幹細胞」なーんてもう古い!
 ついでに、自分が大人と思っているあんた、人の目のチリの聖書の喩えじゃないが、 失敗をするなんて、って人に言う前に、失敗にも寛容な自分の人格の方が先だ。ましてや、目先の発表に目がくらんで、若い研究者を台無しにするなんて、それこそ、真っ当な研究者にあるまじきことだ。日本の少子化が心配なアンタ、若者を大切しろ、みたいな。おれに言わせりゃ、ここんとこメディアの電波の脳への直接滲透で、みーんなsplitted personalityにさせられている。今の時代、逆に自分は、おかしいかも、schizophreniaかも、と恐れているフツーの人のほうがよっぽどフツーだと思う。(注:意味合いから、病気を気にしている人がいて、もし気持ちを傷つけたらすみません。悩んでいるあなたのことでありません。「自分をフツーと思っているアブナイ普通人」への警鐘の意味ですから許して下さい。)


 珍しく追記; このちょっと一言を私は1月には書き始め、1月終わりに、下の文献を読み終えたあと、2月1日にほぼ書き終えて、2月16日に更生修正し終わった。同時進行していた、コーランと聖書の話を優先したので、ここに書くのは、順番が逆になった。そうこうしている間に先週、松岡圭祐氏の「水鏡推理II」を電子本で読んだのだ。ところがまー、びっくり!同じテーマで、結論的に同じ。こんな有名人もそう思っているなんて、最後の文章あたりでジンと来ましたのです。皆さんもぜひ彼の水鏡推理(I,IIが出ている)を読んで下さい。見ると2月発行の電子本らしいから、恐らく去年の冬ごろにはプロットが書かれているだろう。私は1月に小保方さんの日記を買ってよんでからの文章だから、文章にしようと思ったのは1月の末が始めてだ。なんか彼らしい義憤にみちた作品でした。立場も、私は、老境に入った科学者の端くれとして書いたが、松岡氏も、心理学、人文科学にひどく明るいからどうなんだろう、心理的な知識から推論していったのだろうか。私は、ほぼ全部の電子本作品を読んでいると思うが、多くの作品には、美人だけど、セックスアピールをしない、20台前半の、あまり学歴のないが、知恵のある主人公が活躍する。奇抜な事件に巻き込まれ、虐待に近いひどい状況から、最後はその素晴らしい知恵で、困っている人を助けて逆転勝利!というパターンのものを多く書く人である。他の特徴として、主人公の周囲のプロたちも、最初は、拒否てきなのに、徐々に、そのまっすぐな人柄に引かれて協力する、展開が多い。けれど、愛の何たら的なベタベタしたものは一切書き込まない人なので、ひどく疲れた時に読む本としては、私には、すっきりして最高の本が多いのだ。作者自身が臨床心理士の資格をもっているようで、その深い知識から、私は、いろんなヒントをもらって来た。だから、この水鏡シリーズ第2弾も、当然、若い学士の小保方さんに、多少肩入れした文になっているだろうことは容易に考えられる。私の考えた、周囲の先輩科学者の構成図とも違いはある。けれども、人間としての結論は、ほぼ同じだと思う。ぜひ是非読んでほしい。私とちがってプロの文章だから読みやすいし、かなりの情報を元に書いているはずだからだ。(0160223)


●文献
小保方晴子:あの日,初版,講談社,東京,2016