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そして、そしてご存知イスラムの過激派。今回また、あまりに恐ろしいことが起きた。ロシア機の爆破もパリ市内での同時テロもISの報復だということだ。空爆-クウバク、それは自爆と同じぐらい卑怯だと私は思う。自爆-ジバクは、空爆に対する報復だろう。でも、、それだったら、特定の人間をねらうのが、報復だろうと思う。卑怯という意味は、実はそこにある。戦争だから誤爆も統計のうちなんて、つい納得させられそうだが、パリや旅客機みたいに、不特定の人間をねらった報復という嘘と同じぐらい、不可思議で、嘘っぽい。「特定」をねらった誤爆による死者も「不特定」をねらった自爆の死者同様、まったく犬死になのであるから。神風-カミカゼは、自分が操縦して、軍艦をねらって自爆するから誤爆はほとんど起きないだろう。究極の自傷他害。空爆、自分がその圏内にはいることのない冷酷さ。欧米の彼らは、けっして自傷他害しないように戦争していないか。もっとも卑怯なのは放射能による空爆だ。相手がひとなのに、非常に冷たい戦い方。武士道に反する。で、まだないけど、究極の卑怯は、無人機による原爆投下だろう。で、それに対しての報復行動は、単純明解。例えば、ドローンでクウバクされれば、操縦者を狙撃するのが報復でしょうね。だから、ここでよく考えてみないといけないのは、聖典コーランについてよく言われる事をだ。もちろん詳しくは分からないけれど、「目には目を、歯には歯を」なんて中学で習ったぞ。であれば、アメリカやフランスで一般市民を狙ったのをかれらが「報復」といっている以上、自分たちの方も一般市民が狙われたということだと思う。これは、卑怯な我々への目くらましだ。え？どっちの目くらましかだって？ たぶん、○○側の。
パリやニューヨークを空爆すれば、沢山の一般人が巻き込まれることは、広島に原爆なんて恐ろしいものを落とした人たちは、分かりすぎるぐらい分かっているだろう。そいつぁ、ベトナムのジャングルの戦闘で、ジャングルに住む人たちに、枯葉剤を使った人たちでもある。ジャングルと言う居住空間の住人たちに枯葉剤をつかうことと、広島や長崎という居住空間に原爆を使うこと、それは同義だ。作戦としては、闘争心を奪う、なんて目的もあるのだろうが、「人減らしと研究」という項目も含まれるだろう。ABCC（原爆傷害調査委員会）がそうだった。私は、高校2年の時、始めて解剖に立ち会ったが、それが、ABCCだった。それから70年がすぎ、遺伝子の書き換えすらできる時代、あーんな広い砂漠で、ピンポイントで狙うように精密な空爆をして、一般市民が巻き込まれる、なんてぇのは、なぜだろう。劣化ウラン弾を使う理由は一体どこに？ そりゃ、戦車や鋼板を貫く力はすごいだろうが、そんな言い訳は。。 広島、長崎、ベトナムとどこが違うだろうか。東は北アフリカから、南はインドネシアあたりまで、いまやイスラム人口は、キリスト教圏を越えている。なんとも薄ら寒い今日この頃。もう一度もどると、過激派は、「報復として、一般市民をねらう」と言っているのであり、オバマさんやオランドさんを狙うのではない。お互い、主導者だけ狙うなら、それぞれが殺し屋を送ればすむ。「なぜ空爆か」、それが心にトゲのようにひっかかる今日この頃である。何か重大なフェイクがあるのではないのか。
そんななか、なぜかホッとする？領土ニュースが一つ。小笠原の新島が最初の12倍の面積になったとか。簡単に計算すると直径にして7.9倍になったことになる。まちがってなければ、小笠原の西には、沖縄との間に公海が存在するから、もちっと大きくなれば、すこし公海が小さくなるかもしれない。そしたら、だれかさんが、地震かなんか起こして、沖ノ鳥島を沈めそうだけれどね。
いつもみているサンデーモーニングで、あるオタクっぽい若いコメンテーターが、「報復の連鎖を止めるには、武力以外の抑止力もつ必要がある」みたいなことを言っていた。けだし名言である。わたしは今、なぜか大変オタクが好きになっている。動脈硬化の国家アメリカについていく前に、こころの和を尊び、町人でさえ愛した武士道の尊厳とか、塚原卜伝の無手勝流みたいに、日本人のやることは世界平和の空間でいくらでもある気がする。どうだろう。（151120）