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前回の質問ですが、、答えが出ている様に感じるのは私だけじゃないでしょう？ 中国の国防の考え方に、第一列島線、第二列島線というのがある。前者は、日本縦断を延長した線で、東シナ海をとおり、南シナ海で中国が領有権を主張する海域を含んでいます。さらに中国は、このあたりの領有については、清王朝から奪われたと考えているでしょう。そして、このあたりの微妙な時期に於いて、琉球の問題が含まれるのです。日本人が固定的に、「歴史」＝「尖閣」と考えるクセを十分にしりながら、中国が「歴史認識」を繰り返すことに、深淵な意図も感じてしまいます。
そう、琉球はもともと、幕末には、独立王国として、中国、薩摩の属国のような形で国を運営舵取りしていて、明治になって日本に帰属させられた形になっているようです。中国が清あたりにまで、その存在証明としての歴史を戻すならば、これも無理やり簡単に言うと、沖縄が歴史をさかのぼって、その存在証明点の一つとして、明治の初めを示すならば、現代日本の防衛のため、勝手な安保の枠組みのなかで、沖縄に米軍基地をさらに新しく作るいわれは、さらさらないでしょう。既に一度、先の大戦で、甚大な犠牲を払いながらも「日本人として」頑張ったのに、なぜまたこうなるの。この次は、ヤマトンチュがやればよいよ。21世紀になったのにまたなんて。仲間だというんなら、甘いも酸っぱいも分かち合わなければならないよね。。。それは当たり前の感情の気がするし、話は違うけど、核廃棄物処理場の建設も根っこが同じなわけ、ですよね。
ご都合主義というか、そういう意味で、今回のオバマさんの安部さんに対する態度は、わかる気がしますよね。たしか民主党の首相の時は、晩餐会なんかも無くて、昼のランチだけだったような記憶がうっすら。だから、今度の訪米での歓待は、気持ち悪いほどの変節ぶり。それは、私だけじゃないでしょう。アメリカ国にしたって、AIIB参加問題で、長い間兄弟だとおもっていた兄上、英国さん。そのグレートブリテン君に、きっぱり裏切られたあとだし。一度喧嘩に勝った事のある無理やり義兄弟、こいつぁ普段は嫌いだけど、この際仲間にしてやっといて損はないかあ、と、やくざっぽく、思ったかもしれないし。この義兄弟、原爆まで落とされたと言うのに、それでも擦り寄ってくるんですからね。
私は、いままでも何度も言って来たことですが、普通のアメリカ人は、それこそフツーの外人さんでして、むしろ好きな人たち。メインやボストンに2週間ホームスティ思いました。そこには尊敬する科学者がたくさんいますし、私のヘリもアメリカ性。とてもとても信頼しています。と同時に、広島出なんで、自分とこに原爆落としたアメリカ国は大嫌いなわけです。そしてヤマトンチュです。それはあまり関係ないけど、沖縄は日本だと思っています。まあ、そんなこんなで、沖縄の人の気持ち、もとてもわかる気がします。沖縄の地、偉大でな地、城（グスク）には、偉大な民族の力が宿る地。海と暮らす地。珊瑚礁の意味がわれわれとは全然違うレガシーの宿る地。
この沖縄の問題も、先の聖地の問題も、そして国、領土、難民問題も、結局、自分たちこそ「愛国」の主体だと信じさせられて、戦後処理の意味がとても大きい現「国境」を守らされていることにはっきり気づき、それでも、まぁいいか、って思いながらも、もっともっと、もっともっと一人一人の人間がお互いを認め合う気持ち、相手とコミュニケートする気持、自他への愛が、自分のムラの中だけでなく、民族や地域の「線」を越えて広がってこそ、平和がもたされるのだと私は信じてます。イスラム国も、武器や殺戮ではなく、愛をもたらせばよいのです。反面教師と言うわけですね。だれがどう信じようが、我々にとって、神は善の神、ヒトは絆だと思います。（150429）
＊参考 歴史年代ゴロ合わせ暗記の イスラム教・ムハンマドの時代