Back to Howawan's Homepage to index to Yahoo's Homepage

sent37-01305072057/気楽に隣国!(1305) ......

inhalts

sent37-01305072057@
 「戦争の足音」については、以前も多く触れた。このちょっと一言で、13頁まとめ編(1999)、23頁(2003)などから始まり、35頁(2012)ぐらいからはっきりしてきたが、その間もマー、ちょこちょこいろんな発言をしている自分に気づいてちょっとビックリ。 最近は、ヘリポートにいても、短い間に、全力で飛び交うジェット機の響きも以前より多く聞こえてくる。北の防空圏も活発なのか。
 だれが考えても、日本にとって重要な国は、アメリカと言うだろう。けれど、この数年は、その大統領から、対等に扱われてる感じはないと私は思っている。日本人には、スナックのような簡素なものしか出してくれないのは、重要でないものはもてなさないという気持ちだろう。まあ、いつ変わるか知れな総理や大臣だ。かれらが「弟の国」の長であるわけだから、分からないでもないが、いつの世でも、人が人を持てなすのは料理だからだ。そこには事情があろうが、「こういう事情が」なんて2次的なもの。人が来ればまずは料理でもてなすのは、普通の礼儀の一つだ。それを事情で出来ない国は一等ではない。そういえば、元寇や倭寇などで、上から目線で倭人を呼んだ中国の皇帝や韓国の君主はどうだったのだろうか。
 とにかく、シンドクても一番重要な国、それは中国と韓国なのは、たぶん異論がない。重要関係国とはつまり、アメリカ、中国と韓国、それにロシアなのであるが、嫌な部分もあるけどとても切ってもきれない重たい関係なのは中国と韓国だ。そのどちらの並べ方が、長年つれそった夫婦の関係だろうかとも思う。お互いに嫌なところは知り尽くしているが、前向きにがんばりたいと思っている夫婦は、間違いなく、中国と韓国だろうし、なんとなくファミリーを感じてすこし自分が出せるのは、アメリカ、中国と韓国、ロシアだろう。これらの国で、領土問題が存在しない国はない。アメリカは違うって? なんでだろう。沖縄問題は、十二分に領土問題である。しかも住んでいるのは琉球に発しますが日本人そのもの。それにくらべれば、ロシア人しか住んでいない北方四島は、領土問題にもならないのか。そういうような認識が、沖縄人にはあっても、沖縄以外ではたいへん少ない気がする。それが、沖縄人の苛立ちの根本にあるのではないか。それは大変ひどいことのような気がする。だから、防空、海上圏も含めて、日本にとって沖縄の基地が必要なことはわかっていても、だからこそかえって反発する沖縄人の心がわかる気がする。いやたいへんわかる。逆に沖縄をいつまでもアメリカに占領させたままニコニコしている日本人、自分たちには、還せ四島と叫んでいる日本人。そんな日本人に、半分やっても良い、見たいに言える発言をするロシア人をとても本気に怒らせてはいけない気がする。多分、ロシア人はロシア人で、本当のところあの「戦後の」占領は自尊心を傷つけられたのではなかろうか。バルチック艦隊の亡霊がいるのかもしれない。
 さて、中国についてだが、尖閣はまちがいなく日本領だろう。これは、何十年も日本人の所有だったからだ。いったん住んだアパートの立ち退きは、大変むずかしい事だ。だからすんでいるうちは、騒ぐ必要がなかった。それを日本政府に売ったから問題になってしまった。だが、買った方にすれば、自分の代で問題を解決する、と言う大家が一人ではなかった。ふたりのうち一人が日本人で一人が中国人なら、買った日本人は日本語の契約書をもっているから、日本人に返すだろう。これもあたりまえだ。だから日本領なのであって、歴史問題ではない。店子と大家の問題なのである。歴史をいえば切りがない。国そものものが興亡するわけだから。逆に日本は、この尖閣などの領土問題をもって再軍備や憲法の改正を急ぐのは筋が違うと言うか、俎上にうっかりのせられている気がする。
 韓国についてだが、竹島は、独島だろう。それは韓国人がすんでいるからだ。土地をもっている所有者が、韓国語の契約書をもっているとすれば、立ち退きを迫られたときは韓国政府に返すだろう。それが、「住む」ということだと思う。
 これらのについては、住んでいる所は住んでいる人の国籍、住んでいない所は無国籍であるべきだと思っている。ただ、勘違いしないで。住んでいない所は、いま日本政府の所有になっているから日本領だ。逆にだから、中国と日本が歴史問題で戦争になる心配があるなら、半分ズッコすることに、なんら問題はない気がする。だからこそ、まず台湾の魚業者に漁の権利を差し上げたのは、近代の日本でもまれに見る英断だと私は思う。なぜなら、そこは、中国と言っても台湾の土地だったかもしれない。台湾問題は、中国にとって国内問題だし。それに東京の地下鉄は、40m以上深いところは地権者に断らなくてよいとテレビで言っていた。ということは、国境線はどこにあるのだろう。海面だろうか。すくなくも海底の争奪は、つまるところ海底資源の取り合いだろうから、国境線とも関係ない。どうかんがえても、大陸棚にトンネルを掘って中国が日本の国境線の真下を通っても文句を言うのは、軍隊だけのような気がする。その逆もまたありだ。空には防空識別圏はあっても、私がへりで自由に飛べるのは、約150m以上だし、それ以下は、「人迷惑だから飛ばないように」しているだけのことだ。だから、こういう場所で文句がでるのは、国防を叫ぶ軍隊だけではないか。民間人としては、そんな仮のセンならば、目くじら立てないで、両方で使うのが良いのではないか。例えば、、、南部総一郎博士は、日本人のノーベル賞授与者のひとりと言うのは微妙に違う気がする。彼は日本人ではない。アメリカ人である。うやむやにしたいことだろうか。本人は、多分したくないだろう。アメリカ国籍があるのに、私は日本人です、と言えば、それはコウモリのようで、人にもコウモリにもあまり好かれないかもしれない。
 そのアメリカだが、ニューヨークの地下鉄は、一度乗ったがすこし汚かった。この前テレビではもっと汚かった。犯罪もその間多かったようで、最近のご多分にもれず、世界で頑張る優秀な日本人なり国民を喜ばす番組が多いその一つで、ニューヨークの地下鉄を綺麗にした江戸っ子の話があった。これはこれで大変よろこばしいが、彼が目をつけたのは、綺麗に大事にするようにデザインすれば、綺麗につかうし、悪いことをしなくなるアメリカ人の普通さだろう。銃をもち、銃による犯罪が多いといっても、普通のアメリカ人は、日本人と同じ事を彼は証明したに過ぎない。綺麗になってもなおかつ打ち壊したりする異常人は、日本にもいる、ということに過ぎない。人を信じてみたのは彼のアイデアと言うより人を信じた勇気だろう。だから、領土で、すくなくもそんな事で軍が対峙することは、国民にも政府にも益がない。両方で競争して開発するほうがよほど人間のためだ。まあ、個人的には、触らないのが地球のためだと思う。それが中国や日本の普通の人の考えではないだろうか。国籍や領土という国の関係だけを考えれば、軍の存在に頼るだけだ。人がすみ、人がどうアイデンティティーを持とうとするかを考えれば、この前の札幌での東方神起に4万だかの日本人の「老若男女」が酔いしれ、ニューヨークのキャリーパミュパミュに同様のアメリカの「老若男女」が酔いしれる、そんな普通の関係を邪魔しているのは、国家を守るという生活を離れた無機質な威信である気がする。これほど、色が違い、住む所も言葉も違う人々が行かい喜ぶ今の世界に、旧態以前とした、それも地面にセンを引く事も程度の区分けに邁進する意味がどこにあるだろうか。
 予告。薬のデザインもしかりだ。これについては、もうすこししたら書いてみたい。(0130507)