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sent35-01207202150/戦争の足音その2 ......

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 みんな知っている結論。イスラムは弱くないししたたかだ。対イスラムに限らず、パワーをオールオアナッシングで考える固定観念。まるで、東洋の思想から考えれば、小学生並だ。核抑止力を味方のみに持たせ、敵は通常兵器もしくは、航空機による絨毯爆撃。劣化ウラン弾やクラスター爆弾の実験台にするやりかた。ベトナムでは化学兵器の実験もあったが、結果はと言うと、現在も含め、朝鮮動乱以外すべて負け。ゲリラ戦には勝った試しがないのに、執拗に戦術を繰り返すのは、ほとんど意味不明である。あの使えないコスプレーも同様に意味不明だ。あれ、オスプレーだった?
 このようなアメリカ恐るるにたらずと敵国?に思わせるのが真意であれば、「核爆弾、みんなが持てば怖くない」的な、強がり風邪が世界中に蔓延するのは理解できる、というものだ。どう見ても、核を持っていない国の権力や発言力は弱いからだ。国の大きさ、お金の有る無しに関わることなく、核さえあれば人が認めるのであれば、資源や国土を持たない国は、有事に、持っているものまでも取り上げられることの予防に、持つ努力をするには当然に思える。だからどう考えても、深遠な戦術の理論武装をしようがしまいが、20世紀以来、一番民主主義を唱える国アメリカこそが一番の核力、国力を持つこと自体が、これらのかたよった人々の勢力や暴走の根拠を形作る、というか理論武装させているような気がする。どう考えても核を持った方が勝ちだな、戦いぶりを見ていれば、誰だってそう思う。高速増殖炉もんじゅ。プルサーマルなんて、核爆弾や単に技術力の試し以外に何の役に立つだろうと疑問を持っていたが、ここに来てその目的がはっきりしたとも言える。私は、これらの国粋的な考えや、右翼的な考えをとらないが、原子炉も抑止力と言うのは事実かと問われれば、速攻「ハイ」と答える。
 いまや、民主主義なるものは、共産主義とともに、この21世紀初頭に、消滅したと言わざるを得ない。70年安保の時に、みんなで歌い、泣き、人々が「闘争の果てに」勝ち取ったはずの平和。民主主義の国家的広がり、イデオロギーとして、人の心を結びつけた平和は、その本来の力を失い、単に、家庭的安定、つまり車にのってじいちゃんと孫とみんなでキャンプでお泊まり的、「個人の安らぎ」に変質した感がある。どの国も絶対と信じた資本主義は消え失せようとし、金(gold)以外、紙幣や株の価値は不安定、短期の現金とコマーシャルペーパーのみが信頼されている金融の現況、いつまで減らない失業、めべりする社会保障、逆に伸びる一方の老齢人口。これらの不安定要因を少ない資金で解消する、つまり、多くの自国民を食いつなぎさせるには、危険な老廃物を出しても、効率的なエネルギーに頼るしかないのだろう。  核問題の別の新たな問題点。ヒッグス粒子発見!の大型ハドロン衝突型加速器 (LHC)なんか、たった1つの陽子を水素なんかの原子核にぶつけて出るエネルギー等とは、ものすごいものだろう。そして、そこまでしなくても、おそらく広島型原爆の比ではないエネルギーも取り出せるかもしれない。ある ホームページでは、 0.3gの陽電子(陽子ではない、正の荷電の電子)で広島型に匹敵するとあった。だから、LHCが、ハイジャック(ハドロンジャック?)されたら大変な気がするのである。大変重いプルトニウムかなんか1g位置いて、陽子でもぶつければ、小型ブラックホールでもできた日には、地球消滅である。(そうなるかどうかはよくわからないで言っているのですみません)しかし、ウランのペレットをいれた燃料棒を燃やして電気をつくり、燃料がもえて、ウランからプルトニウムに変化したゴミを高速増殖炉で燃やしてもう一度電気を得て、結局プルトニウムの精製したようなゴミを原爆に使えれば、こんなに効率的な事はないと言うのは、ハドロンジャックより、より現実的だ。なにせ日本は、国土約60番目の小国なのだから(それでも世界では真ん中ぐらいにあるはずで、十分と思うけど。)あれ?そういえば、日本は海洋資源国ではなかったのか。だから、中国や、ソビエトもうるさいのではなかったか。今や、中国、アメリカ、ソビエト、インドなどが大国で、小国日本(小日本、シャオリーベン)に価値はないように言ったの言わないの。彼ら、実は困ったなあと思っているのだろうと想像することはおごりでもなんでもない、多分事実である。第二次世界大戦までは、確かに日本はアジアの小国であり、明治以来の西洋文化の重みはあるにしても、彼らからみれば、やはり下等な小国だった。それが、復興と言う形で、技術を見せつけられたこの半世紀を過ぎてきた現時点ではそうはいかない。チビの日本をあまりいじくりすぎて、もし核の力を持ち、海底熱床を自由に駆使できる技術も持たせてしまったら、おそらくレアメタルや金だけではない、ウランやプルトニウムも多いだろうそこからの資源の自由を得た小国が、目には目をの解き放された鬱屈した精神を解放したらどうなるか、そう考えたときの彼らの不安は、先の大戦どころではなかろうと想像する。物量が目にものを言う戦略は、すでにこの半世紀で破られて来ている。だから、シャキーンシャキーンと合体した気象観測衛星から、旭日旗のはち巻きをした日本人が、短い足で核弾頭にまたがり、ニュウヨークや、北京や赤の広場を狙うかもしれないと考えたとしたら、それはそれはぞっとする悪夢のはずだ。
 ピストルを持つガンマン。誇り高い彼らは、悪漢から家族や友を守るため立ち上がり、そいつらを殲滅する。こういう時代遅れのパワー(鉛弾)バランスの固定観念から、まだ抜けきらない多くの大国。鉛弾をそれを放棄した(させられた?)我々は、同じ立ち位置に戻れば、それこそ勝つことは出来ないだろう。そうではない。その旧式なバランスから抜け出すことが出来るものがいるとすれば、それは我々ではないだろうか。軍艦に包囲された尖閣を解放するのは軍艦だろうかと言う意見である。想像する。。ケラケラお笑いヒッグズ(なーんてものがあったとして)の幕の上で、一挙にピストルを海に捨てさせる電位変化を、側頭葉の奥底の扁桃体の神経細胞に起こさせることが出来るとき、日本人は真の宇宙人になれる。日本人よ決して退化してはならない。大戦や、2つの被爆がそれを語っている。歴史から学ばなければ歴史はただくりかえすだけだ。けだし、頭を使うところを間違わないようにしたい。どんな人間も他の生物もその人生は一度きり、しかもひどく短命なのだから。(0120720)