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sent32-1002112344/日本ダマシーだよおとっ ......

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朝青龍が引退した。小沢氏は不起訴になった。石川議員は離党した。なにかパワーが違った方向にむかっている。国技に品格が必要なのは誰の目にも明らかに思える。単なるスポーツならば、闘志むきだしでも良いのかも知れれないが、どうだろう。相撲とは、精神力を内包した心体一如の技と思うのだがどうだろう。若くともマイスターなんだろう。同様のことは柔道にも言える。思うけど、アレもいっそのことオリムピックではブルーの柔道着にして、レスリングばりの判定でどうどうと戦い、本当の「柔道」というか元祖日本柔道の試合自体は国技館で行い、柔道着は全員白にするなんてどうだろう。そこで古来の柔道の採点と技で執り行えばよいと思う。
 ということから引いて、巡業中に泥酔し、一般人を殴った彼を引退とはいかがなものだろうかと思う。強ければよいのであれば、K-1などでがんばればよいのでは。運動家としての資質と横綱の資質は、やはり「品格」を厳しく問うか問わないかで、日本の国技と言えるかが決まるのだと思う。つまり、お相撲さんが、外人がするか日本人か、という見てくれの問題ではなく、「守る人か」否かという次元の問題だという気がする。
 次は小沢さん。石川議員のこともひっくるめ。昨秋からは、私が嫌おうがおかまいなしに、政治の話に参加させられる今日このごろだけれど、私の意見は前回の「ちょっと一言」に書いた通りだ。だから逆説的、あるいは味方しているように聞こえるだろうがそれは違う。そうではなく、これはそれこそグローバルな視点から、小沢氏が検察で不起訴になったのなら、彼の勝利なのでどうどうと国政を続けるべきだ。
 はっきり言って、なんとも好きになれない政治家だけれど、あの状態から不起訴に持ち込んだんだから、検察の勇み足だったのか、何かの取引でもあったのか。でも、結果が不起訴なんだから、証拠不十分は罰せずという日本式判断は、珍しくグローバル判断だから、それを守ればよい。じゃなければ、法治国家と言えない。それは、ロッキード以来のこの人と検察の確執は、衆人の知るところ。で、今回は、この人の勝ちだから、マスコミがさらにそれでも動議的責任を持ちだして、引責辞任に追い込もうとするような報道や誘導は、民主主義に反するから止めた方がいい。誤解なきように。追求をやめろといっているのではなく、無い物ねだり的に、だだをこねるのをやめ、次の機会を冷静にねらえばよい。お互いにフェアであるべきだ。どうでも我田引水にしたい方法は醜い。
 もし彼が国政に携わりながら、我々がそう感じるように、本当に、人に言えない、言わば「負の遺産」とでも言ったものを持ちつづけるならかえって、立件するチャンスはいくらでもある。人間相簡単に変われりゃあしない。逆に、万が一にも、「改心」して政治資金の流れをガラスバリにでもすることがあれば、それこと、日本の政治家の姿としては、甚大な改善だ。ぅまあ、あり得ないかあ。例の宮内庁の役人に対して、放言した内容はと言えば、いかにもヒトラー的ではあるが、これ以上のいかにも世論を背中に背負ったかみたいな態度で、マスコミさんが彼の追求を続けるなんて、とっても特高的だと珍しく断言しちゃう。なんか、みんな心と言うか、武士道、礼節、ぜーんぶ捨てきった上、民主主義にも鈍くなっていないかと大変心配になってくる。われらが日本は平和のやどる国である。
 次は、言わずと知れた沖縄は名護市の問題。保守派が強いかったのは戦後時間がたって、重要な産業が軍属的需要以外にない沖縄北部地区の振興が地元で優先されたからだろう。これに大して、反対派は、要はそれではいけないと言う誇りを胸に抱いたが故に、たとえ僅差であったとしても勝たんだ、という日事でまとまるような気がするのだが。沖縄の苦渋は簡単には理解できない。でも、やまとんちゅうはよく聞け、だよね。どんなに苦しくても、誇りや海をまもり、大地を守り、であれば、本当に立派なことだ。キャンプしゅわぶ(camp Schwab)の近くの宜野湾。アメリカさんにしてみれば、南部の普天間から車(それ以外に交通手段はない)で一時間以上も離れた所より、それは利便性は良くなるだろう。なにかハワイの空港沖のような景色の美しいところだし。鉄砲持ってリゾートすんなよ兵隊さん!って感じか。まあ、戦略的に違いなどはないだろうな、と直感するんだけれど。
 オリエンタル日本、古くからそれこそ知的な外国人が愛した日本や日本人。日本ダマシーだよおとっつあん。心技一の精神性や武士道と庶民というジャンルから生まれ出るエネルギー「人情」や浮世絵的開放性、そしてご存知真面目さから来る信頼感。ここいらで、ストップして、得体の知れないグローバル路線から降りてほっと一息、ゆっくりとwhat's JAPAN を考えようじゃないか皆さん。(100211)